色鮮やかな花は魔除けとしても
日本では「金魚草」、欧米では「スナップドラゴン」という名で知られているこの花は江戸時代後半に渡来しました。
花は花の形が金魚の口に似ていて愛らしく、赤や黄色や白など色とりどりに咲き、見た目にも楽しませてくれます。観賞用以外にも、エディブルフラワーとして食用にも使用されることもあります。
枯れて散るとドクロが現れる
美しい花が枯れた後に、殻(さや)が残されます。
この殻は種子を内包しているものですが、見た目が驚くほどドクロにそっくり。
そのため、このドクロの殻は、死や黄泉の国の象徴でもあります。
学名: Antirrhinum majus(アンテリナム・マユス)
別名:金魚草、ドラゴンスカル、スナップドラゴン
惑星:火星
元素:火
性質:保護、守護
金魚草/スナップドラゴンの効能
スナップドラゴンの香りには、心身を落ち着ける鎮静作用が確認されています。
その他の薬効はありませんが、葉の内服は推奨されていません。
金魚草/スナップドラゴンの魔術的な用途
守護・魔除け
金魚草には強力な守護の魔力があります。花はフローラルグリーン調の香りで良く香ります。古来からドイツなどの海外では「香りの強い植物は魔除けになる」と信じられており、魔除けのお守りとしてスナップドラゴンが家の入り口に吊るされました。イギリスでも同様に、魔術から身を守るためにスナップドラゴンをコテージの正面に植える風習がありました。
魔術的な使用法
- 否定的な魔術を払うには、左手で金魚草の花を掴み、反時計回りに3回、後ろ向きに円を歩く
- 守護の儀式では祭壇に飾ると良い
殻を携帯することで否定的な魔術から保護する(青い袋に入れておくと良い)
スナップドラゴン(金魚草)を使う保護魔術の時期
理想的な時期は・・・
- 月が欠けていく期間
- 火曜日
なお、伝統的な魔術用の別名では
「ライオンズスナップ」「ヒキガエルの口」
「子牛の鼻」「犬の口」「悪魔のリボン」
などという別名もあります。

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