四大元素【水】に対応する植物の特徴

水の要素に対応する植物の特徴ハーブ

4大元素『水』の対応を考える

魔術の基本である4大元素論は、宇宙の全ては『火・風・水・土』という4つの元素で成り立っているという考え方です。

これにより万物は『火・風・水・土』という4大元素にその性質が割り当てられ、その性質の魔術的な役割を持っています。対象によっては性質は一つではなく、二つ以上の性質を持つ場合もあります。

この元素対応は様々な魔術で使われています。

対応はその国や土地の伝統によって異なることもあり、そして熟練の魔女たちは自分自身の直感的な見方に従い、オリジナルの考えを持っている事もあります。

一般的なガイドラインとして、基本的な4大元素の性質は以下の通りです。

欲求・勇気・体力・攻撃・守護・防御・健康・セクシュアル
直感力・精神力・サイキック・英知
浄化・睡眠・瞑想・癒し・恋愛・友情・忠誠・予知夢・死と再生
繁栄・金運・豊穣・癒し・雇用

『水』要素を持つ植物の見分け方

水の要素を持つ植物にはどのような特徴があるのでしょうか?

水の要素は、美・浄化・睡眠・瞑想・癒し・愛情・友情などの役割を持ちます。

水の元素に対応するハーブの基本的な特徴を記します。

当てはまる要素が多いほど水の要素を持っている可能性が高くなるので、植物の元素を予想するのに役立ちます。

水に対応するすべてのハーブがこの特性を全て兼ねているという訳ではありませんので、注意してください。

  • 水々しく水分を含んでいる
  • 湿地帯や水中で育つ
  • 中毒性や幻覚作用を含む
  • 甘い香りがする
  • 甘い果汁を含む
  • 女性的要素を外見に持つ

水は誘惑の要素です。誘い、耽溺し、喜びを与えます。

誘うように甘い芳香を放ち、甘い果汁を孕み、幻覚作用やトランス状態の快楽、または睡眠の癒しを与えることは、水の性質と噛み合っている訳です。

また、女性的な象徴を持つ事も大きな特徴の一つです。

植物の一部に、卵巣、子宮、女性器に似ている部分がある、またはリンゴや百合のように、その存在自体が女性的な象徴とされている植物は、水の要素を持つ可能性が高くなります。

『水』要素の特性と役割

水の要素に対応する植物は、魔術において以下のような役割と特性を持ちます。

この考え方をどのように魔術に使うのか簡単に例えてみましょう。

『友情』の魔術を施す場合、魔術の一端においては、友情に対応している水の元素のハーブや鉱物を用います。魔術によってはさらに、使用する布の色や惑星の配置、日時や他の要素による影響を考慮して、様々な細かい要素を考慮して行うのです。

方角西
性質湿/冷・液体
性別女性
身体部位心臓と腎臓、血と味覚
青、緑、藍、黒
季節と時刻秋・日没
支配感情・潜在意識
精霊ウンディーネ
星座蠍座・魚座
祭壇道具杯・大釜
鉱物アクアマリン、ラピスラズリ、アメジスト、銀、コーラル、サファイア、パールなど
惑星金星・月
ハーブリンゴの花、菖蒲、カモミール、カンファー、カルダモン、キャットニップ、チェリー、ココナッツ、キュウリ、ユーカリ、シダ、クチナシ、ヒヤシンス、アイリス、ジャスミン、レモン、レモンバーム、リコリス、ライラック、ユリ、蓮、メロン、コケ、オリスルート、パッションフラワー、海藻、白檀、桃、ローズ、スイートピー、タイム、トンカ、バニラビーンズ、すみれ、スイレン など
香りイランイラン、ミルラ

 

 

 

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